映画の舞台にもなっている、新宿歌舞伎町、そのど真ん中にある新宿トーアで東京公開初日舞台挨拶が行われた。 徹夜で並んで頂いた方も多く、11時の開場とともにあっという間に 客席は埋められた。12時からの上映が終わると、お待ちかねの舞台挨拶。MCの方の呼び込みで、まず松方弘樹監督、主演の加藤雅也さん、 そして吉川の登場！ Q： 映画の中で一番好きなシーンについて 吉川： 「自分の一番好きだったシーンは、あれだけ何百発も殴られてもサングラスがはずれなかった。そういうところに、男の美学というか生き様というか…やっぱり映画は最高です。」

Q： 松方監督の演出はいかがでしたか？ 吉川： 「やっぱりすごいですよ。俺はあまり慣れてないっていうのもあるんだろうけど、松方さんの顔を見てしまう。やっぱり映画監督さんって、あのー、うまく説明出来ないんだけど、（加藤さんに向かって）ごめん、通訳してくれる（笑）？」 加藤： 「要は、監督が演技指導で演技してくれたら、僕らよりかっこいいんです。上手なんです。それで（僕らに）どうしろと。」 吉川： 「そう言おうと思ったんです。」

Q： 実生活での加藤雅也さんとの仲は？ 加藤： 「仲いいですよね。でも、しょっちゅうベタベタ会ってという関係ではなくて、 会ったら前向きな話し、悩み事の相談とかではなく、例えば自分がイヤだなと思って た事をがんばろうと思える友達なんです。」 MC： 「パワーを分け与えてもらえる？」 加藤： 「そう、パワーをくれる」 MC： 「吉川さんからももらうし加藤さんからもあげるし。」 加藤： 「そうであって欲しいですね。」 吉川： 「しばらく加藤さんがハリウッドにいらっしゃったんで、メル友してました。」 MC： 「どんな内容なんですか？」 吉川： 「結構気に入らない事とか似てるんだよね。男たるものどう生きるべし、みたいなことを書いたり。」 Q： 松方監督の次回作について 吉川： 「呼んで頂ければ。チャンバラとかいいですね。」 松方： 「ひとえに皆さん方のお力と思いますけれど。せっかくこういう形で加藤さんと吉川さんとやれたんで、出来たらまた3人でやれたらと思ってます。」